自分にとって必要な事がIRでわかる事があります

企業の経営状態を知る為には様々な情報を知ることが必要ですが、多くの場合にはなかなか経営状況や実態を知ることは難しいものです。経営状態は大切な企業秘密を含んでいることが多く、一般的に公表していない情報が多いためなかなかその実態を知ることが出来ないのが一般的です。企業は資本家から投資を募り事業資金に充てているため、投資が集まるように不利な情報を明らかにしたくない風潮があります。この方法も経営戦略の一つですが、必要な情報が得られない場合があります。しかし、IRは株主や投資家の為に企業の情報を公開することが義務付けられているもので、経営状態を正確に表記しなければいけない資料となっています。その為、この資料の内容を確認することで一般的には余り見ることが出来ない企業の内情を知ることができます。

企業の収支の裏側を知る事が出来ます

企業の状態について知りたい人の多くは、企業は将来にわたり安定して利益を上げているかどうかということです。多くの人はこれを確認する手段として企業の収益を確認しますが、その収益には現れていない項目が多いので注意が必要です。企業は赤字になると多くの株主が不安を覚えて投資を引き揚げたり株式を売却するという行動をとるため、結果的に株価が下がり社会的信用が薄れてしまうことになります。そのため赤字を解消する目的で資産を売却したり、株式を追加して増資を行ったりといった行動をとり黒字化することが多いのです。しかし、IRには黒字化した手段などを明確に記載することが義務付けられているため、その内容を確認することで経営状態を知ることが出来ます。黒字化するために資産を売却している場合は営業利益が赤字であることが多く、経営状態がひっ迫しているという事などが読み取れるのです。

経営者の考え方や対応が分かります

IRの中には企業の現在の状況とともに、今後の経営計画を数値で記載することが一般的です。その為、その経営計画を立案するための背景を分析し対策を記載していることが少なくありません。その内容の中には市場環境の分析が冷静に示されていることが多いものですが、その環境が企業にとってどの様な影響を与えるかといった内容やその環境を受けての業績予測などは経営者の主観であり、考え方が克明に表れているものです。企業の経営者の考え方はなかなか分かりにくい物があり、また公表する内容は先進的なものが多いのですが、市場環境を受けて経営計画を立案する際にはその過程における経営者の考え方が明確になるので、これに伴った企業の体質が良く分かるようになるのです。その為、企業の内情を知ることが出来る重要な資料となります。